マンション騒音トラブルに巻き込まれたらどうすればいいのか?
品川区の不動産バイヤーズエージェント 五反田ダルメシアン不動産仲介 店長の鈴木です。
マンションに住んでみたら、上階の方の足音がうるさい・・・
共同住宅だという前提で購入したとしても、頻繁に上階の騒音等が聞こえてきて、一度気になりだしたら、少しの音でもかなり敏感に反応してしまい、ストレスを感じてしまいます。
まして、マンションの隣室に住む見知らぬ人の出した音だと、急に「こんな時間に非常識じゃない?」とイラッとしてしまうものです。
もしそのような場合はどうすればよいのでしょうか。
分譲マンションの騒音トラブルの場合は、いきなり直接上階の方に交渉や手紙等をだすのではなく、まずは管理会社の管理人さん、もしくは、マンションの理事会に一度相談されてみることをお勧めします。
マンションだと必ずしも上下左右の住戸が発生源でないことも多いので、まずはどこから発生している音なのか、ほかにも被害にあっている人はいないかなど、確認・特定できないとトラブルが大きくなってしまうこともあります。しかも、そこに人間関係のないところで当人同士の話し合いをすると、感情的になってしまうこともあるようですので、最初から当人同士で話すことは避けましょう。
最終的には、人と人とのことなので、一番の解決法は、事前に人間関係をよくしておくことです。お隣さんであれば、会うたびに、「子供がいますが、うるさくないですか?」とか「音が響いたりしていませんか?」等声掛けをして、入居してなるべく早い時期に関係性を作っておいた方が、トラブルになる前にお互いに気遣いができます。
上階については、普段顔を合わせることもありませんので、入居時に挨拶行くぐらいのことしかできません。なおさら注意が必要です。
購入してからでは、どうしようもない部分がありますが、現実的に購入する前には、ダメもとで現在の売主様にヒアリングをしてみる。
理事会の議事録等で騒音問題が議題に上がっていないか等、確認をしてみるなど最低限出来ることはありますので、念のためチェックをしておきましょう。
また、騒音トラブルに関しては、普通に生活していても被害者にも加害者にもなってしまう可能性があります。ちいさなお子様がいるご家庭でしたら、防音マットやコルクマット、防音カーペット等を敷く等少しでも対策はできます。
共同住宅ではお互いさまといえども最低限の騒音対策をされることをお勧めします。
五反田ダルメシアン不動産仲介 店長 鈴木